家賃とかって固定費で一番大きな費用ですよねえ。衣食「住」なので必要なものだとしても家計を圧迫します。
いくら倹約して日々の生活を抑えたところで、家賃が高ければどうしようもないです。
今日はそんな悩みを一気に解決する実家暮らしについてお話ししていきたいです。
一人暮らしはいくらかかる?
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会が実施している一人暮らしの家賃平均額は、58,800円らしいです。
総務省の集計した平均食費は39,649円(うち外食10,897円)、水道光熱費は11,380円、消耗品費は男女平均で5,200円もかかっています。
合計すると毎月115,029円ですな。
11.5万!!!?そんなかかっとる!?
もちろん平均なので下回ることは出来ますが、生きるというのはお金がかかるもんですなあ。
実家暮らしはいくらかかる?
さて、実家暮らしにはいくらかかるんでしょうか?
家賃ゼロ、光熱費ゼロ、食費ゼロ、消耗品費ゼロ。
さらにはご飯も出てくるし洗濯もしてくれるし時間効率もいいですよね。
時間は最も大切な資産といいますので、むしろ儲かっていると言ってもいいですなあ。
毎月10万円浮くとしたら
実家暮らしと一人暮らしでは、約10万円程差があることがわかりました。
もし毎月10万円浮くならばどうですかね?
仮に10万円をここは投資家っぽくインデックス投資したとします。
インデックス運用の期待値は7%程と言われていますので、7%で計算してみましょう。
積立シミュレーション

積立金額 24,000,000円
運用益 28,092,666円
運用総額 52,092,666円
※期間は20年で計算しています。
どうですかね?5000万円あればサイドFIRE(経済的自由)圏内だと言われています。
20年間一人暮らしをせずにその費用を投資に回して実家暮らしをするだけで達成できてしまいます。
5000万円を高配当4%ルールで切り崩したとしたら税抜き前年間200万円。
高配当利回り3%だと150万円。
サイドFIREには充分な額ですなあ。
実家暮らしのデメリット
これだけのメリットがあるのにやらない人が多いのは、やはりデメリットがあるからですね。
よく挙げられる声としては以下の通りです。
デメリット1 プライドが許さぬ
20歳そこそこならまだしも、年齢を重ねるたびにだんだんプライドが許さなくなってきます。
別に悪いことしてるわけじゃないのに、周りからは自立してないだのなんだの言われてだんだん肩身が狭くなってきます。
どこに住んでるかみたいな話になった時、俺実家。って言った時の冷たい眼差し。
あの空気に耐えに耐えうることができるかという問題があります。
デメリット2 両親と近すぎる
親に感謝するのは大切ですが、正直近すぎると色々ストレスもあります。近すぎず遠すぎずの関係性が一番いいのかなと思います。
余計な口出しをしたくなるのが親です。しょうがない事ですが、大人になってまで言われたくないというのが正直なところですなあ。
全て出してもらっている身だと自分のことを棚に上げすぎな気もしますねえ…。
デメリット3 人が呼べない
一人暮らしなら友達を呼んだり、彼女を呼んだりしたいですよね。しかし実家には呼べません。
とくに彼女ができたら呼びたくてしかたないですよね。
会いたくて会いたくて震えるのが西野カナなら、呼びたくて呼びたくて震えるのが実家暮らしです。
どちらがおすすめ?
一人暮らしと実家暮らしは結局どちらがおすすめかというと、断然実家暮らしです。
浮いてくる額面が大きすぎますし、上記の通り浮いた額を怠惰なく投資運用さえしたら間違いなくFIREへの最短ルートです。
とはいえ、転勤や結婚など強制的に実家を出る事もありますので願っても出来なくなるかもしれませんね。
最後に
ここまで言ってきてなんですが、あおいろは実家暮らしではないです。
倹約は正義なので実家をオススメしますが、生きるうえでストレスを抱えてしまっては意味がないので自分に合ったスタイルが一番だと思います。
参考になれば幸いです。